102
2011年7月号
記憶から消そうにも消えないだろう
あの日から三か月が過ぎました。
いわき市はゆっくりながらも復興へ向かって一歩一歩進んでいると思います。
ある日、ふと見たホームページに心を打たれた言葉がありました。
『僕が何となく過ごした「今日」は
誰かが必死に生きたかった「明日」
そして何気なく過ごした「今日」は僕らが物凄く後悔してしまう
「明日」かも知れない』
毎日を意味のある一日にしなければいけませんね。
101 乗り越える力
2011年6月号
いつもと違う環境の中、皆さんはどうお過ごしでしょうか?落ち着かない、不安などストレスが溜まっていることでしょう。
こんな時何が大事か?いろいろあると思います。私はできるだけ日頃の習慣を崩さないように心掛けています。
「ぽぽぽぽーん」でおなじみの挨拶。「おはよう」「いただきます」「ありがとう」などなど。感謝すること、感動したこと、心に響いたことを言葉に出して人に伝えること。それが元気の源、乗り越える力になるんです。特に子供たちには笑顔で声を掛けるようにしています。
心を元気に!!子供たちを笑顔に!
いわきの未来を元気に!!
「がんばってっぺよ!!いわき!!」
100 厄年
2011年3月号
今年も二ヶ月が過ぎようとしてます。
厄払いは済みましたか?
いろいろな厄が存在するようですが一般的には数え年で
男性は25歳、42歳、61歳
女性は19歳、33歳、61歳です。
その前後の前厄後厄もお払いしたほうがいいでしょうね。
医学的にも研究されている方がおり、その時期に体の変化や生活の中での変化による病気、怪我、事故などが起こりやすい様だとおっしゃっております。
厄払いをして、健康に何事もなく今年一年すごしましょう!!
99 卯年
2011年2月号
あけましておめでとうございます。
今年は卯年ですね。
卯年といえば縁起の良い年といわれています。
「飛躍する年」・・・ウサギはよく跳ねます
「子孫繁栄する年」・・・ウサギは子沢山
「家内安全」・・・ウサギはのんびり
ちなみに株価なんかもあがるらしいです。
また卯年の守り本尊様は「文殊菩薩」様です。
「三人寄れば文殊の智慧」ともいわれるように
「智慧」と「福徳」の御利益があるとされています。
さあ今年は日本全体で飛び跳ねましょう!!
98 これでいいのだ
2011年1月号
坊さんも走る師走です。読んで字の如し、師=僧侶が走るです。
さて、皆さんにとって今年はいかがな一年だったでしょうか?
それぞれにこうだった、あーだったと感想があるでしょう。イイことあったよ。こーんなイヤなことあったよ。いろいろな想いがあると思います。
今これを読んでらっしゃる皆さんは少なからずとも「生きて」これを読んでらっしゃいますよね。とにもかくにもイイ想いもイヤな想いも
「生きて」るからこそ。
「生きて」一年すごせたことに感謝しましょう。きっと来年はもっとイイ年になりますよ。
一年お付き合いしてくださいました皆さんに感謝いたします。
97 命とは?
2010年12月号
命とは?深く果てしないテーマですね。僧侶として生きる私には頭から離れないテーマです。
先日あるテレビ番組で衝撃をうけました。ある登山家のお話です。彼は食べ物をほぼ持たずに一年の半分以上を山中ですごすそうです。その番組の中でも銃で鹿を撃って食料にしていました。鹿を解体しながら「ここは生で食べられるんです」と口に運んでいました。そのとき彼はこう話しました。
「生きている動物を殺して解体して食べる。すごく残酷なことかもしれない。でもこれって生きているという事なんです。命を食べているんです。しかし私はいつも自問自答しています。私は他の命を食べてまで生きる資格があるのかを。」
食べるもので水や空気以外の物ってすべて命なんですよね。命のすごく大事なことを教わりました。
96 七世の父母
2010年11月号
皆さんは七世の父母という言葉を聞いたことがありますか?読んで字の如し、七世代の父と母ということです。
おじいちゃん、おばあちゃんの名前をきちんと言えますか?ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんの名前をいえますか?
ひいひいおじいちゃん、ひいひいおばあちゃんの名前をいえますか?いま、考えてるあなた、その人数に驚くはずです。三世代さかのぼっただけで14人になるのですから。
さあ、七世代では何人の御先祖さまがいますか?
なんと!254人!
自分がここに存在することはすごい事なのだとお分かりになりますね。それだけ一人の命は尊いものなのです。
ちなみに三十二世代で地球の総人口を超えます。
95 自問自答
2010年10月号
先日ある男性と出会いました。
今のお仕事に疑問を感じておられました。
その職業を志して数十年そのお仕事をされてきたそうですが、ずっとモヤモヤとした疑問や志した理想との違いに迷っておられました。
たぶんあまり日常的に大きく話題になることは少ないのでしょうが大なり小なり誰でもが持っている迷いなのだと思います。
そんな私もその一人です。
世の中には「今の自分に満足しろ」という言葉があります。
今の自分の幸せを感じる。自分を納得させるには十分な言葉ですよね。
でも自分を納得させてしまったらそれで終わりな気がしませんか?
何か小さい事でもいい。何か一歩先に進みましょうよ。
私は毎日空を見上げ自分に話しかけることにしています。
94 お盆
2010年9月号
毎日暑い日が続きますね。熱中症などにはくれぐれもお気を付けください。
そんな太陽の下、今年も新盆のお檀家さんを中心に拝んでまわりました。毎年いそがしいいそがしいとすごしていたお盆でしたが、お盆というものの宗教的儀式の意味ばかりでなく文化的な風習としての良さにあらためて気づくことができました。
檀家さんの家に到着すると決まって最初に私を見つけるのが子供たち。
「お坊さんきたよーーー!」
そして盆棚の前に座ると「みんな座って座って!!」
と親戚一同大集合。
拝み終わるとテーブルをみんなで囲み亡くなれた方の話をワイワイする。
新盆を迎える亡くなられた方を中心にみんなで集い語り合う。またお互いの今を報告し合い語り合う。そんなお盆にすごく家族(一族?)の素晴らしさを感じました。
93 めんどくさいから面白い
2010年8月号
暑い日が続きますね。皆様体調崩していませんか?
この季節、坊主の仕事といえば、草刈に草むしり。家族総出で草むしりをします。しかしながら両親も年をとり、私も一日中しゃがんで草むしりをするわけにもいかなくなり、今年から秘密兵器を投入いたしました。むしってもむしっても次から次へと生えてくる草たちに除草剤をまくことにしました。「これで楽になるぞー!!」と期待しながら散布していました。
結果はまだ出ていないのですがなんとなく何かが物足りない。汗だくで虫にちくちく刺されながら草むしるから夏の暑さを感じていたのでしょうか?時間も一本一本むしっていたことを考えれば一瞬で終わってします。ながーい草たちとの格闘の中でひとりものを考える。そんな時間がないのです。きっとこれが物足りなさを感じさせるんですね。
92 六曜その4
2010年7月号
山の緑が落ち着いてきたと思ったらもう梅雨入りですね。
春ってこんなに短かったのかなと思っています。
さて六曜の続きです。
大安は六曜のなかでも最も吉の日とされています。大いに安しと何をしても成功すると言われ結婚式などの祝い事をしたり、祈願などをしたり、大事なことを決めたりするのに最高の日です。また世界の宗教の安息日に相当するとも言われています。
赤口は赤舌日という陰陽道から由来していて、牛の刻(お昼の時間)以外は凶の日とされています。また赤の字から血や死に連想され、刃物や火には注意しろと言われます。
数回にわけて書いてきました六曜の説明はこれで終わりです。
毎日の生活の目安として心の中にとどめておいてはいかがでしょうか?
91 六曜その3
2010年6月号
新緑のまぶしさが気持ちいいですね。遅れて来た春ですが皆さんいかがおすごしでしょうか?先月の続きの六曜のお話を進めましょう。
先負「先んずれば即ち負ける」の意味です。何事にも心を穏やかにして平静を保つことが吉になる日といわれています。午前中よりも午後の方が良い日とされています。
仏滅「仏も滅するような大凶日」の意味です。
六曜の中では最も凶の日とされ、祝い事は慎むこととされています。
「何事も遠慮する日、病めば長引く」ともいわれます。また「物滅」とし物が一旦滅することから、一から始めるには大安より良いという解釈もあります。
まだまだ続きます。