Vol.90 六曜その2
2010年5月号
さくらも満開で春がやってきたなと想う今日この頃です。
さて先月のつづきですが六曜とは先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口と一般的に繰り返されます。
それぞれを説明していきましょう。
先勝とは先んずれば即ち勝つという意味です。
何事にも急ぐ事が大事な日とされています。
午前中は吉で午後からは凶とされています。
友引とは本来勝負に引き分ける日「共引き」であったそうです。
それが災いを友に及ぼす日として友引になったそうです。
友引は友を冥土につれていってしまうということから葬式はしないとされています。
しかしお祝事には良しとされています。
つづきはまた来月。
Vol.89 六曜
2010年4月号
世間一般には暦(こよみ)とは曜日のことですね。
私はもちろん曜日で生活していますが寺にお世話になっている者として六曜にそって生活しているといっても過言ではありません。六曜とはみなさん御存じでしょうが先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口とだいたい一か月(約30日)を五等分して六日を一定の周期にしたものです。古代中国でできたものでいつの時代に誰が作ったかは不明のようです。日本では第二次大戦後に現在のように広く生活の中に広まったようです。これは私も調べてわかったのですが仏滅や友引など仏教に関する言葉が使われていますが、まったくの当て字や風習的にこうなってきたもので起源に仏教は関係ないとされているそうです。次回からはそれぞれの意味をお話したいと思います。
Vol.88 節分
2010年2月号
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくおねがいいたします。
さて早いもので一月ももう終わり節分がやってきます。節分とは季節の始まりの前の日のことです。読んで字の如し、季節の分け目の日です。
季節の変わり目には邪気(鬼)が現れるということから、平安時代に宮中でおこなわれた鬼払い追儺(ついな)式が節分の始まりとされています。豆を炒って撒くことも含めて中国から伝わったとされています
邪気を払って今年も元気で楽しい年にしましょう!!
Vol.87
2010年1月号
今年も残すところあと僅かですね。
この一年、皆さんにとっていかがだったでしょうか?
不況だ不況だと世間はネガティブな空気でしたね。
皆さんそれぞれに想うところがあると思います。
時間を振り返って大事な事はそれぞれが与えられた時間を悔いなく過ごせたかだと思います。
一生懸命仕事をした時間、ボーっとしていた時間、どっちも大切で悔いの残らない時間ならばいいですよね。
ちなみに私は……
もうちょっと頑張ります。
Vol.86 己と向き合う
2009年12月号
今年もあと少しになってきました。
そうです坊主も走る季節です。
この季節、走りながらも今年の自分、今までの自分を振り返ることにしています
あの時はこうだった、あの時はこうすればよかった、こう言えばよかった。きりがありません。毎年です。きっと毎年同じでしょう。 自分を知ること。
心の中で「おい!おまえどうなんだい?」と自分に問いかけてみてください。自分と会話してみてください。自分という人間と向き合ってみてください。
「じゃあ来年はこうしますか?」
「こうしてみましょうか?」
もう一人の自分との話し合いは一つでも進むでしょう。
だってまだ来年までは一か月以上ありますから。
Vol.85 やったもん勝ち
2009年11月号
毎日秋も深まり、日に日に冬に近づいているんだなと思う毎日です。
先日、私はあるプレゼンをしました。パワーポイントなるプロジェクターとパソコンからなる文明の利器を使って人に自分の意思を伝えるのです。
いやー、甘くみてましたね。
普段から説法という形で言葉で意思を伝えることをしてましたから、そんなに変わらないんだろうと思っていましたが、言葉はなるべく使わずに、図やアニメーションで伝えるって難しい。
やってみると自分が得意なのか不得意なのかわかりますよね。
でもやってみないとわからない。
前向きにどんどん進んでみようってまた思いました。
Vol.84 道元さん
2009年10月号
皆さん「禅ZEN」とい映画、ご存知ですか?
曹洞宗の開祖、道元さまを映画化したものです。作品としていわき市内ロケが行われています。今年の一月に公開され、最近DVD化されたのですが私はやっと最近観ることができました。道元さまが「禅」の道を説き、永平寺を建立し、北条時頼を怨霊から救うお話です。
私はこの作品で「真実」とは?「自分にとっての仏」とは?を宗派を超えて感じることができました。「気づく」ということも再認識できました。
映画「禅ZEN」に気づかされた私です。
Vol.83 純粋に想うこと
2009年9月号
お盆前のある日の事、おばあさんのご法事に孫夫婦とその息子さんがみえました。ご夫婦ともに30前のお二人で息子さんも3歳か4歳ぐらいでした。
ご法事の準備をしていると大きな羽音が聞こえてきました。大きなスズメバチです。
これはまずい。刺されでもしたらたいへんだ。私もご夫婦も驚きあわてて追い払おうとしました。しかしそのスズメバチ、何度追い払っても息子さんの隣の畳に着地するのです。何とかしようと考えていたその時、息子さんが笑顔で
「おじいちゃんだよね」
とスズメバチに話しかけたのです。おもわず大人たちは笑顔がこぼれました。
そのままご法事を済ませました。最後までスズメバチはそこに座っていました。
息子さんの純粋な気持ち、大人たちの言う信仰心以上に心に響きました。
Vol.82 ご先祖様と夏
2009年8月号
毎日暑い日が続きます。夏本番ですね。体調管理には気をつけたいものです。
さて、夏といえばお盆をはじめとするご先祖様と接する事が多くなる季節です。お墓参り、新盆参り、お寺の行事、神社仏閣へのお参り。必ず手を合わせてお参りしますよね。
仏教では手を合わせる事を「合掌」といいます。合掌とは「掌(タナゴコロ)」を「合」わせる、ということです。
「タナゴコロ」とは自分の手のひらに込めた自分の心や想いということです。つまり「合掌」とは手をあわせた中に自分の思いを込めるということなのです。ただ手を合わせるのではなく、気持ちを込めるということを意識して「合掌」してみてください。
もしかしたらご先祖様から何か話しかけてくれるかも?
Vol.81 仏法遥かに非ず 心中にして即ち近し
2009年7月号
弘法大師、空海様のお言葉です。仏法は遠くにあるのではなくて、皆さんそれぞれの心の中にあるのですよということです。
人はたくさんの事に迷い翻弄されて生きていますよね。だいたい、自分の中での葛藤が始まると思います。人に相談したり、考えたり、神仏にお願いしたり、また考え込んだり。
でも最後に答えを出すのは自分自身ですよね。ここでは「答え=真理=仏法」だと思います。と言うことは、
「真理はどこかにあるのではなくて、それぞれ自分の心の中にある」