2007/10/1 - いわき民報
ニュース > いわき民報
ありがとう、そしてさよなら…いわき駅ビル「ヤンヤン」閉店
ありがとう、そしてさようなら――。足かけ35年間の間、市民に親しまれてきた、いわき駅ビル「ヤンヤン」が、いわき駅前周辺再生拠点整備事業などに伴い、9月30日の営業をもって閉店した。いわき駅のシンボルの閉店に、多くの人が別れを惜しんだ。
同日は閉店前、各テナントの従業員が各出入り口に整列し、店を出る客を見送った。最後の様子を見守ろうと、カメラを携えた市民も訪れる中、午後8時の閉店時間になると、シャッターが下りる中、従業員らが「長い間ありがとうございました」とお礼の言葉とともに頭を下げ、35年の営業に幕を閉じた。
閉店後は店内でセレモニーが行われた。同ビルを管理運営するいわき中央ステーションビルの柴明良代表取締役社長があいさつに立ち、「多くのお客さまに愛され、親しまれ、ここにいる皆さんに支えられて35年間やってくることができた。言葉では表せない気持ちでいっぱい。このビルはなくなるが、これまで培ってきた人との出会いや仕事を糧に、それぞれの人生、これからの仕事に反映させてほしい。本当に長い間ありがとうございました」と述べた。
続いて、開業時から閉店時までテナントで35年間勤務し続けてきた7店舗の9人にプレゼントが贈られた。9人は思わぬプレゼントに驚くとともに、従業員、一市民として見守り続けてきたヤンヤンの閉店の寂しさをかみしめていた。
同ビルは今後、年内に取り壊す予定で、入居していた店舗の一部は今月25日にオープンするいわき駅前再開発ビル「ラトブ」に入居する。また、橋上駅舎と南北自由通路も同日に供用が開始される。
永年勤続の店員は次のとおり。
鈴木典子(しのはら)吉田美智子(着物のやまと)穂積和枝(同)仲野頼子(三万石)渡辺恵夫(美光)小野田和博(ヨシダカバン)泉やよえ(ラガール)石川栄四郎(泉屋)石川慶子(同)
