2007/3/6 - いわき民報
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> 2007年3月6日
死別の悲しみ分かち合おう…グリーフケア協会が誕生
病気や事故などで大切な人を亡くした悲しみを、同じ経験者同士が分かち合える場を提供しようと、今年2月、市内に初の民間団体ボランティアが誕生した。いわきグリーフケア協会(藁谷慶子会長)で、通称・いちばん星の会。毎月1回程度集会を開き、遺族のための心のサポートをする。
グリーフは「悲しみ」のことで、グリーフケアは親しい人との死別で深い悲しみを負った人への、心のケアを施す意味。全国的に必要性が高まり活動が広がっている。
家族との死別を経験した人は、悲しみを1人で抱え込み、誰にも打ち明けられず、いつまでも乗り越えられない。亡くなった人に対し、生前何かをしてやれなかったという自責の念にかられる。悲しみと同時に自分や故人に対するやり場のない怒りがこみ上げてくる。そういった悩みを抱えている人が少なくないという。
同協会は、同じような境遇にある遺族と対話の場を設け、苦しさや悲しさの気持ちを共有し、理解し合い、互いに支え合うことで、多くの人が徐々に悲しみを乗り越えていけるようにと、立ち上げられた。東北各地でグリーフケア活動をしている団体との情報交換や連携をし、参加者を幅広くサポートできるような体制も整えている。
すでに2月15日に第1回の集会を開いた。5人が参加し、思いを打ち明けた。3月は25日に予定している。
藁谷会長は「これまで身近にこういった場を提供する組織がなかった。気軽な気持ちで参加してもらえれば」と話している。参加費は1回500円(お茶菓子代、事務諸経費)。参加希望者は準備の都合上、事前の申し込みが必要。連絡先は同事務所の内郷内町磐堰の総合葬祭あすか内の事務所=電話(45)1045=まで。午前10時から午後5時まで受け付ける。プライバシー保護などから、見学などは認めない。
暴行の男に実刑判決
地裁いわき支部の高原章裁判官は5日、暴行の罪に問われた、いわき市平字五町目16の16、会社員渡部修被告(31)に懲役9月(求刑同1年)の実刑判決を言い渡した。
判決によると、渡部被告は1月3日午後4時55分ごろ、平地内のスーパーの出入り口で市内の会社員男性=当時(46)=の胸ぐらをつかんで引っ張り、背中を入り口のドアに2回打ち付ける暴行を加えた。
2007/3/6 - いわき民報
平で万引後逃走、小川で発見逮捕
いわき中央署は5日午後10時1分、いわき市勿来町窪田町通四丁目99、露天商櫛田昌之容疑者(26)を窃盗(万引)の疑いで逮捕した。
調べによると、櫛田容疑者は同日午後2時25分ごろ、同市平地内のコンビニエンスストアでたばこ4個と食料品2点(計2150円相当)を盗んだ疑い。
櫛田容疑者は犯行後、乗ってきた軽乗用車で逃走。同店から通報を受けた同署員が同市小川町地内の国道で目撃情報と酷似していた車両をみつけ、車内にいた櫛田容疑者に事情を聴いたところ、犯行を認めたため逮捕した。
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曇天でも暖かな「啓蟄」に
○…6日は二十四節気の1つ「啓蟄(けいちつ)」。土が温まり、冬眠していた虫が動き出す時期とされる。同日のいわき地方は曇り空が広がったものの、3月下旬並みの暖かい1日となった。
○…小名浜測候所によると、同日の最低気温は9・1度(午前10時31分)と暖かい朝を迎えた。最高気温は平年より2度高い11・6度(同0時3分)。4月中旬並みの陽気だった5日の最高気温から一気に4・4度下がったものの、3月下旬並みとなった。明日以降は西高東低の冬型の気圧配置が強まり、晴れの予想。週末は日本海の低気圧の影響で天気が崩れる見込み。
○…好間町今新田付近の好間川では、昨年10月下旬に地元の好間二小の児童と好間川を守る会(五十嵐豊喜会長)が種をまいた菜の花が咲き出した。曇り空の下で鮮やかな黄色い花を付けた菜の花に見守られ、児童たちは元気いっぱいに通学していた。
○…五十嵐会長によると、菜の花は例年、3月中旬ごろに咲き出すが、今年は暖冬の影響で2月下旬に花を開いた。新入生が入学式を迎える4月上旬ごろが見ごろという。
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6月に温泉保養士養成講習会
第6期バルネオセラピスト(温泉保養士)養成講習会が6月5、7、8の3日間、常磐藤原町のホテルハワイアンズで開かれる。主催の日本温泉保養士協会では5月25日まで受講生を募集している。
バルネオセラピストは、温泉医学、予防医学に基づき、温泉の持つ保健的機能を引き出す知識や技術を習得し、温泉療法を活用した健康づくりをアドバイスする。これまで323人のバルネオセラピストが誕生し、各事業所などで活躍している。
対象は、温泉・観光・福祉事業従事者、温泉に興味のある人など、だれでも受講できる。同協会理事の小野倫明さんと鈴木真澄さんが講師を務める。講義では「21世紀温泉事業の方向性」「目的別入浴プログラムの組み方」などのほか、「保養資源を活用したプログラム」の実習も行われる。受講料は1人3万8500円(テキスト代、認定試験料含む)。
問い合わせは日本保養士協会事務局=電話(43)3191=まで。
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市立病院、来月から1市1病院2施設へ
市は4月から市立病院を1市1病院2施設としてスタートするが、連携方法として仮称・市病院事業経営会議、同・看護部調整会議を設置することを明らかにした。磯上議員の1病院2施設の連携の進め方について、鈴木正一市立病院部長が答えた。
市病院事業経営会議は病院事業管理者の下、病院局長、本院長、分院長、副院長、診療局長などで構成し、市立病院事業経営に関する重要事項などを審議する。看護部門については、看護部調整会議として本院、分院の看護部長、副看護部長、看護学院教務主任、指導教諭、経営企画課長、総務課長、事務管理室長を加えた組織横断的な連携体制を整備する考え。
このほかの各医療部門については、順次連携体制を整え組織としての連携を図っていくとしている。
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小川分遣所、園児らの前で防火人形劇お披露目
春季火災予防運動(7日まで)にちなみ、平消防署小川分遣所(植田正一所長)は5日、小川保育所で火災予防を呼びかける人形劇を上演した。
子どもたちに防火の大切さを訴えようと、同分遣所警防救急第1係の平本浩二主任が考案。上演する劇は「消太の火遊び」で、子ブタの消太が弟の救太とともに母親の外出中に火遊びしたのが原因で、家を燃やしてしまうというもの。消火に駆けつけたサルの消防隊長とともに、2人は防火の大切さを学ぶ。
準備を始めた1月初旬ごろから、出演する指人形や防火衣などの衣装、舞台など、業務の合間を縫ってこつこつと作り続け、まさに手作りの劇となった。また、児童劇団「ポポ」が協力し、声で出演している。
同保育所での上演が初舞台となり、約50人の園児の前で披露した。園児たちは舞台にくぎ付けになり、劇に入り込んで楽しんだ。「火事では大好きなおもちゃがなくなり、ご飯を食べるおうちもなくなっちゃう」と呼びかけられると、火事の恐ろしさを知ったようで、「火遊びは絶対にしません」と人形たちと約束した。
人形劇は同日、小川幼稚園でも上演されたほか、7日には梅香保育園、神谷幼稚園でも披露される予定。
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11日に県ろうあ者福祉大会、ろう劇団の上演も
岐阜県のろう劇団「いぶき」による演劇「真夜中の夢」が11日午後1時から、常磐市民会館で開かれる。県聴覚障害者協会主催。
演劇は同日午前、同館で行われる第27回県ろうあ者福祉大会にちなんで開かれる。ろうあ者に対する正しい理解を広めようと上演する。
「いぶき」は手話による劇を上演しており、厚生文化賞や岐阜県芸術文化奨励賞などを受賞している。真夜中のデパートが舞台になった「真夜中の夢」も手話によって演じられる。
前売り券は大人・学生1000円、中・高生800円、小学生500円。希望者はおやつ代300円で託児することも可。
チケットの申し込み、問い合わせは宮本さん=電話・ファクス(54)9578、江尻さん=電話・ファクス(23)1663=まで。
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ブログが縁で弦楽4重奏団が来演
「RING RING SPRINGコンサート」(同実行委員会主催)が31日午後2時から、平字大町のアートスペースエリコーナで開かれる。出演するのは、首都圏で演奏活動を展開している若手音楽家でつくるユニット「輪―Ring―」。いわきからブログに書き込んだ「いわきに素晴らしい音楽ホールがある」というメッセージが人をつなぎ実現した。発起人のファイナンシャルプランナー徳永淳子さん(38)=内郷=は、「気軽に楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。
今回の演奏者の1人、チェロ奏者の穴田貴也さんは一昨年、いわきで開かれた東北電力主催のイベントに出演した。徳永さんはイベントを観賞し、穴田さんの演奏に魅了された1人だった。
いわきビジネスブログ研究会に所属し自身もブログを開設している徳永さんは、穴田さんもブログを開設しているのを知り、見ると「いわきは星がきれいで、食べ物がおいしかった」などといわきへの好印象がつづられていた。同エリコーナを主宰する若松紀志子さんと夫光一郎さん(故人)と親交を持っていた徳永さんは、「いわきには素晴らしい音楽ホールがあります」と書き込んだ。「ぜひ、コンサートをしたい」。穴田さんからリアクションがあった。
コンサートを企画した経験など皆無だった徳永さんだが、「人の縁は大切にしたい」という信条から、開催へ向けて動き出した。ここでも、インターネットが威力を発揮。ソーシャルワーキングサイト「MIXI(ミクシィ)」上のいわき交響楽団のコミュニティーに協力を願う書き込みを入れたところ、3人の関係者が名乗りを上げ、実行委員会を設立することができた。
「輪―Ring―」は弦楽4重奏団で、洗足学園、桐朋学園のOB・OGである穴田さんと、保科由貴(バイオリン)、荻原由美子(ピアノ)、矢野桃子(バイオリン)、吉田真理子(ビオラ)さんで構成される。吉田さんの父方の実家は小川町という縁も。
コンサートでは、ボロディン「弦楽4重奏 第2番」、ドビュッシー「弦楽4重奏」をはじめ、多彩な演奏を披露。ゲストとしてピアノユニット「風花」も出演する。
徳永さんは「手作りのコンサート。市民のみなさんの力を得たい」と来場を呼びかけるとともに、「インターネットを使った犯罪も多いが、心温まる交流もできることを知ってもらうケースになれば」と語る。
チケットは全席自由で前売り2000円(当日2500円)。キクヤ楽器平店、ウインズ―U、ヤンヤン、同エリコーナで扱っている。問い合わせは徳永さん=電話090(6223)9546=まで。
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大東銀行植田支店で外貨両替票402枚紛失
大東銀行は5日、同銀行植田支店(早川義隆支店長)で、顧客情報が記載された外貨両替票402枚が紛失したと発表した。同日、金融庁東北財政局に報告した。
外貨両替票は、外貨と円を両替した際に使用される数枚つづりの書類。平成10年4月1日から同16年3月31日までの分で、氏名、住所、電話番号、両替金額などが記載された銀行保管用の1枚目を紛失した。今月4日午後5時ごろ紛失が確認され、翌5日、金融庁東北財務局に報告した。
外貨両替票は金融庁の指導により、10年間の保存が求められている。同支店では支店内の施錠した書庫にほかの書類などとともに保管していたが、保存期間を過ぎた書類を廃棄する際に、誤って廃棄した可能性が高い、としている。書類が外部に漏れた可能性は低く、悪用された形跡などはこれまでに確認されていない。
紛失した402枚の約8割が植田地区など、同支店周辺の顧客情報が記載されたものだという。同支店ではすでに情報を紛失した全顧客を特定し、説明と謝罪を行うための戸別訪問を開始している。
同支店では「大変申し訳ない。今後、より厳重に管理していきたい」としている。
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国道逆走死傷事故で懲役4年を求刑
昨年8月、いわき市小浜町地内の国道6号で普通乗用車と普通貨物車が正面衝突し、普通貨物車の後部座席に乗っていた同市の男性=当時(70)=が全身を強く打ち、亡くなった交通死亡事故で、業務上過失致死傷の罪に問われた、茨城県北茨城市大津町北町1484の255、無職柴田智彦被告(31)の初公判が5日、地裁いわき支部(高原章裁判官)で開かれた。罪状認否で柴田被告は起訴事実を全面的に認めたため、結審。検察側は懲役4年を求刑した。
起訴状などによると、柴田被告は昨年8月30日午前5時5分ごろ、いわき市佐糠町地内の国道6号上り線を普通乗用車で植田方面から小名浜方面に逆走運転し、同車線を走行していた同市の男性=当時(40)=が運転する普通貨物車に正面衝突した。この事故で普通貨物車の後部座席に乗っていた男性が死亡したほか、運転していた男性が腰の骨などを折り、助手席に乗っていた同市の男性=当時(28)=が目などにけがを負った。
判決公判は19日午後1時20分から。
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