2009/08/01 - いわき民報
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全国高校弓道大会、男子団体で平工が4位入賞
21年度全国高校総合体育大会弓道競技大会兼第54回全国高校弓道大会(全国高体連、全日本弓道連盟など主催)が7月29~31の3日間、奈良県立橿原公苑第1体育館特設弓道場で開かれ、男子団体で平工業が4位に入賞した。予選は20射12中と苦しみ、競射で何とか踏みとどまった平工業は、対戦方式の決勝トーナメントに入ると快進撃。準決勝で優勝した橿原(奈良)に敗れ、3・4位決定戦も落としたが、顧問の強口徹雄教諭は「優勝という言葉を言い続けてきたが、よくぞここまで勝ち上がってくれた」と堂々の弓を見せた選手を称賛した。
男子団体には全国各都道府県予選を勝ち上がった48校が出場した。5人構成で、予選は1人4射の計20射を行い、上位32校が決勝トーナメントに進出。決勝トーナメントからは対戦方式となり、予選同様の20射の的中数で勝敗を決した。
平工業は県大会同様、塩田恭平(3年)、丹野翔平(2年)、飯野貴博(3年)、水口竜馬(2年)、鈴木洋平選手(3年)の立ち順で全国舞台に挑んだ。予選では12中と的中が上がらず、27位タイで決勝トーナメント進出校を決定する競射に突入。7校のうち落選はわずか1校という重圧のかかる戦いを乗り切り、何とか決勝トーナメント進出を決めた。
気持ちを切り替えて挑んだ決勝トーナメント。1回戦で予選3位の東農大三(埼玉)を18―14で下すと、2回戦では宇部中央(山口)を16―13。宇佐産業科学(大分)との準々決勝は両校が15中で並び、勝敗は競射に委ねられたが、平工業は全員が的中して5―3で勝利し、4強入りを果たした。
準決勝では地元開催の大会で強さを発揮した橿原と対戦。思うように的中が伸びずに12―16で敗れた。続く隼人工(鹿児島)との3・4位決定戦(10射)は、9―9からの競射を4―5で落として敗戦。高校日本一には届かなかったが、部長の鈴木選手は「今まで自分たちがやってきたことの結果。悔いはない」と胸を張った。
18年ぶりに優勝を飾った県大会。強口教諭は全国切符を手にした選手を「予選落ちじゃすまないぞ」と叱咤(しった)した。選手も高い志を持ち、高校日本一に果敢にチャレンジ。これまでは鈴木、塩田、飯野の3年生〝3役〟の活躍が目立っていたが、今大会では2年生が急成長し、特に丹野選手はすべての矢を的中させる「皆中」で全国4位の原動力となった。今大会を振り返った鈴木選手は「全員が1立ち1立ちに全力を尽くしくれた。それがチームワークとなり、いい流れをつくることができた」と充実感とともに歴史をつくった3日間の戦いを振り返っていた。
また、男子個人戦には神田茂明選手(湯本・3年)が出場。予選を通過したが、準決勝で敗退した。
