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9月23日、36th渡辺バレエアートスクール発表会
無事に終了する事が出来ました。
携わっていただいた全ての方々に心より感謝申し上げます。
そしてご来場を頂き暖かい拍手やご声援を頂きました皆様に心よりお礼を申し上げます。
今回の「オズの魔法使い」を上演するに当たり
ひとつのメッセージがありました。
全ての方にそのメッセージを理解していただくことは勿論無理だと思っておりましたが
それでも内容に込めた思いを伝えたくて
ただ、作品を踊ると言うだけではなく、人との絆やそれぞれの葛藤
勇気、思いやりをテーマに思いを込めて創作致しました。
この世に生を受け生きていく間に様々な困難に出会います。
それは間違いなくどんな人にも訪れ克服していかなければいけない問題。
大なり小なり必ずやって来ます。
そんな問題に直面した時にどうやってそれに向き合っていくでしょうか、、
全ての人々の一生の課題ですね、、。
でも、決して一人ではないことを知ってほしい。
うちひしがれ、心塞ぎ、一人で耐えているようでも実は見渡せば声をかけてくれる仲間や見守ってくれている人々がいることに気づいてほしくて、、
前を向き、空を見上げればそこには広く大きな青い空が広がり
雨上がりには大きな虹が掛かることを見てほしくてそんな思いを込めました。
沢山の仲間に囲まれて毎日が楽しくてもいつかは一人で乗り越えなければいけない時がやって来る。
また、一人ぼっち、、と感じていても実は優しく見守っている人々も回りにいたことに気づいてほしくて
其々の心を描きました。
全てに当てはまるとは決して思いませんが
いつか自ら心開いて行けたら良いなぁ、、と願いを込めて。
この作品を作り上げるために沢山の方にご尽力を頂きました。
演出をよりリアルに表現するためにセットや映像、音響、照明、アナウンスに至るまで
生徒たちの頑張りに力を貸してくださいました。
そして、難しいテクニックに挑戦した生徒たちに関しては
毎回倒れ込むほど練習し、ダイエットし、痛み止を飲んで頑張る生徒さんや遠くからバスで通ってくる生徒さんも見られました。
無理はだめ‼
そんな私の言葉にも
とにかく上手くなりたい!成功させたい!そんな一心で耳に入らない生徒たちの姿を見て
涙が出るほどの思いで見守ってきました。
踊り終えたとき、生徒たちは泣いていました。
失敗や友達の励ましや先生方の見守る中
精一杯頑張りました。
どれだけ私の思いが伝わったのか、また伝わらなかったのか
終了後、一人一人みんなの顔を見ていました。
生徒たちの涙は其々の思いだったとおもいます、、、
昨日今日の生徒たちの写真や書き込みにも思いやりや優しさや友達への思いも感じました。
お役にたてなかった事も有ったことにも残念な思いを残しながら
写真に写ったその笑顔を見ていました。
沢山の方々に助けられてここまでこれました。
沢山の生徒の頑張りや笑顔や涙と共に会を終了する事が出来ました。
今までも、これからも
流れる時を止めることはできません。
これから先も前に進んでいく時と共に更に進んでいかなければいけないと感じています。
笑ったり、泣いたり、悩んだりしながら
素晴らしい未来ある子供たちと前に進んでいきたいと思います。
まだまだ未熟ではございますが今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました。
感謝と敬意を込めて、、、
over the rainbow